2015年2月5日木曜日

登山靴(冬山用)

冬山を始めて3年しか経っていませんが,登山靴は1年に1,2足ずつ増えています。

まずは,冬山デビューで買った登山靴ザンバラン「エキスパートプロ」。

1月の穂高の稜線や八ヶ岳で使用しましたが,足指が寒くてストレスフルな靴です。2000m以上の山なら3月から5月までの使用に限定しています。1500m以下であれば,12~2月の使用も可能でした。ペツルのワンタッチアイゼンとの相性は最悪。グリベルがベストチョイスです。


バツーラよりも重いにも関わらず寒いので,この靴の出番は減りそうです。シングルブーツで次に買うならスポルティバ「ネパールキューブ」の一択です。

サイズ42で1足1040g

次に,2年前に買ったスポルティバ「トランゴプライム」。

この靴で5.10aのフェースを登った実績があり,クライミング能力は抜群。頑張れば5.10cのフェースでも何とか登れそうです。

この靴の長所はとにかく軽く,足裏感覚が抜群なこと。そして安い!しかしながら,軽いということはもちろん寒い!!1月の錫杖で履いて,足指が麻痺しました。

この靴は3月~5月での使用がベストで,日帰り,頑張っても1泊二日までにしています。ネオプレーンソックスで靴底をぬらさないようにすれば,もう少し長期も可能です。ワンタッチアイゼン着用可能で,夏の剱でも有効だと思います。

842g。今は廃盤になりました。
暖かいインナーソールに交換。

1年前に購入したスポルティバ「スパンティーク」。とにかく暖かいです。この靴を履いて寒いと感じることはありません。足裏感覚も抜群でクライミングも可能です。他の靴は42ですが,ワンサイズ上げて43を履いています。

欠点は重さのみ。ゲイターを含めると片方で1300g以上になります。大きい靴なのでこれに合うゲイターは殆ど無く,ノースかORの2択です。ゲイターを改造すれば,他メーカーも使用できます。

約1150g。ゲイターも必須。

今年購入したスポルティバ「バツーラ2.0」。吹雪の御在所では全く寒さを感じさせませんでした。錫杖でもテストする予定です。この靴のすばらしさはフィット感です。踵が浮かない靴はこれだけです。ただ,紐をきつく閉めると登りで足首が痛くなるので,結び方には気を使います。

約900g。

ゲイターいらずのこのシューズ。総合的に判断して,一番軽くてそこそこ暖かいので,これから一番出番が増えてきそうです。欠点は値段だけ!スペインで50000円台で買えたので,日本でももっと安く売れるはず!!


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