参加メンバーの中には,ピオレドール賞受賞者4名を含む,日本だけでなく世界で活躍するクライマーがたくさんいました。
関西からはやまおとこ,Mu氏,Mi氏の3名で参加してきました。深夜12時,蒼滝公園着。集合時間の朝6時には約30名のクライマーでごった返していました。
当初の予報では三日間とも晴れでしたが,雪が降りしきる,冬山らしいコンディションとなりました。
標高665mに位置する藤内小屋に荷物をデポしました。編成チームは2名~3名で,ロープやギアの打ち合わせをしました。1日目のパートナーはアルパインだけでなくフリー,クラックの達人N氏と,Right&Fast所属O氏。初日の目標は中又左。
藤内沢にてアイゼン&ギア装着。このあたりから風がかなり強くなってきました。
今回のライン。2週間前に挑戦して失敗していたルートです。途中のワイドクラックが核心で,宿題になっていました。
1P目 N氏リード。10時30分登攀開始。プロテクションの極め方がどれも完璧で,登り方も美しかったです。ワイドクラックの箇所は残念ながら突破できず。しかしながら二日後,5.14b&四段クライマーのMi氏が完登しています。
1P目の核心。
ワイド限定課題。 |
2P目。O氏リード。簡単な雪稜。
3P目。やまおとこリード。アイスクライミング。 出だし核心。スクリューの歯があまり研がれていなくて,差し込むのがめちゃくちゃ大変でした。上から落ちてきた氷で顔を数カ所切ってしまいました。
出だしが怖い。スクリューが中々刺さらず,かなりパンプしました。 |
世界のA氏。敢えて難しいラインから登っています。 |
世界のM氏。ダンスをしているような軽やかな登り。 |
誰も登れなかったライン。 |
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