2015年2月4日水曜日

ウィンタークライマーズミーティング(1)

2015年1月31日(土)から2月2日(月)にかけて,ウィンタークライマーズミーティング(以下WCM)が三重県御在所岳で行われました。

参加メンバーの中には,ピオレドール賞受賞者4名を含む,日本だけでなく世界で活躍するクライマーがたくさんいました。

関西からはやまおとこ,Mu氏,Mi氏の3名で参加してきました。深夜12時,蒼滝公園着。集合時間の朝6時には約30名のクライマーでごった返していました。


当初の予報では三日間とも晴れでしたが,雪が降りしきる,冬山らしいコンディションとなりました。


標高665mに位置する藤内小屋に荷物をデポしました。編成チームは2名~3名で,ロープやギアの打ち合わせをしました。1日目のパートナーはアルパインだけでなくフリー,クラックの達人N氏と,Right&Fast所属O氏。初日の目標は中又左。


藤内沢にてアイゼン&ギア装着。このあたりから風がかなり強くなってきました。


今回のライン。2週間前に挑戦して失敗していたルートです。途中のワイドクラックが核心で,宿題になっていました。


1P目 N氏リード。10時30分登攀開始。プロテクションの極め方がどれも完璧で,登り方も美しかったです。ワイドクラックの箇所は残念ながら突破できず。しかしながら二日後,5.14b&四段クライマーのMi氏が完登しています。


1P目の核心。

ワイド限定課題。

2P目。O氏リード。簡単な雪稜。


3P目。やまおとこリード。アイスクライミング。 出だし核心。スクリューの歯があまり研がれていなくて,差し込むのがめちゃくちゃ大変でした。上から落ちてきた氷で顔を数カ所切ってしまいました。

出だしが怖い。スクリューが中々刺さらず,かなりパンプしました。
登り終わって下降します。3回の懸垂下降で,取り付きに戻りました。途中,A氏,M氏のアイスクライミングを見学しながら降りました。

世界のA氏。敢えて難しいラインから登っています。
世界のM氏。ダンスをしているような軽やかな登り。
まだ15時前と時間が早かったので,前尾根P5フランケで遊びました。

誰も登れなかったライン。
夜はスライドショー&懇親会でした。


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