現地クライマーの情報によると,セブ島にはクライミングジムが1軒しかなく,「メトロスポーツ」が拠点になっているそうです。
そもそも岩場に行くようなアクティブなクライマーは,20名程しかいないそうで,セブ島ではマイナースポーツの部類でしょう。
左側が入口。とても分かりにくい。 |
本当は道路右側から写真を撮りたかったのですが,いかつい男が5人ほどたむろしていて,カメラを出す勇気がありませんでした。
「メトロスポーツ」に行くためには,セブ市内の「ウォーターフロント セブ シティ ホテル & カジノ」もしくは「ITパーク」を目指すと分かりやすいと思います。
宿泊先のマンダリンプラザホテルから徒歩15分ほどでしたが,安全面と時間の節約を考慮して,メトロスポーツへはタクシーで移動しました。
メトロスポーツの入口。 |
例によって入口に警備員が立っていて,銃器,爆発物のチェックを受けます。
ある程度富裕層を対象にした施設に入るためには,金属探知機をくぐり,ボディーチェックやバッグのチェックなど,爆発物や銃器の有無をチェックされます。ハンドガンやライフルを持った警備員が常駐しています。
セブンイレブンに入るのでさえ同様ですから,治安の悪さはアジアでもダントツだと想像できます。
オレンジ色の服の人の後ろのカウンターで入場料を支払う。 |
受付で130ペソ(約312円)支払い,ジムのある2階へ移動します。
1階にはバドミントンのコートがありました。それにしても暑い!
ちなみにフィリピンでのメジャースポーツはバスケット。 |
クライミングウォールは全部で5面。椅子に座っている方が店員さんです。
この日は4名お客さんがいました。フィリピンの女子大生のような人も…。
筋トレマシーンやキャンパスボードもあり。 |
右側の面から順番にトップロープで登りました。
クイックドローとロープがあれば,リードも可。
現地の方と一緒にボルダーセッションしました。
5課題ほどやって,殆どが一撃。スーパーストロングと言われました(^^;
セッション最終課題。サイファーからのランジ。 |
今回の旅行はクライミングというよりも,観光がメイン。
チョコレートヒルズに行ったり…
世界遺産 |
世界最小のサル「ターシャ」を見たり…
川下りをしたり…
ジンベイザメのいる海に行き,
ジンベイザメにタッチしたり…
ショッピングモールに行ったり…
ここでもボディーチェック。フィリピンは銃社会。 |
吉野家を冷やかしでのぞいたり…
毎日朝4時から6時起きで,約6万円と格安旅行でしたが充実した旅行になりました。
写真中央がセブシティ,右奥がマクタン島。 |
フィリピンセブ島は素晴らしい島だと思いますが,治安やホスピタリティーの面に関しては,今まで行ったアジア諸国の中で最も厳しいものを感じました。
例えば,タクシーでのぼったくりは当たり前(ホテル待機のタクシーでさえ),サービスはいい加減で不当なチップを要求するなど。
また,アヤラモールなどの高級ショッピングモールから200m離れると,トタン小屋だらけのスラム街があり,ジーンズが20ペソ(48円)で売られているなど,貧富の差は尋常ではありません。
このブログを見てセブ島でクライミングをされる方は,くれぐれも安全面にはお気をつけて!
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