セブ島トレドシティにある「カンタバコの岩場」でのクライミング。岩質は石灰岩です。
ボルトはクライミング用の拡張式アンカーで,やや古い。終了点は結び変えが必要です。
製本されたトポは無く,ガイドがいないとルート名やグレードは分かりません。
10時クライミング開始。
「カンタバコの岩場」左。傾斜は95度くらいか。 |
ガイドの「ジョシュアさん」のビレイでアップ。「Hait」5.9へ。
出だしからボルダームーブが必要。体感は5.10Bくらい。
5.9ではあるが一手一手がとても遠い。 |
「カンタバコの岩場」は例えるなら備中「長屋坂」そのもの。
グレードは日本の岩場より1段~3段くらい辛かったです。
岩場左は日陰だが,蚊が多い。 |
続いて,5.10Bを登りました。これも辛い!
5.11Aのルート。 |
続いて5.11Aへ。出だしからワンフィンガークロスムーブで厳しい。
5.11Aのルート。フィストジャムが楽しい。 |
その後,まだ登っていない5.9や5.11Aを登ってから,「カンタバコの岩場右」へ移動。
岩場右側には被ったラインがある。 |
発達したコルネを利用するクライミングは,タイ「プラナン」そのもの。
続いて,「Lust For Chiki」5.12Bへ。
ここで左に入ると5.12B。直上は5.13C。 |
ラインを間違えて,5.13Cのルートに入ってしまいました。
写真は5.13Cのラインだそうです。 |
ハングのワンフィンガークロスも厳しいが,ハングを越えた後のムーブがとても悪い。
ワンフィンガームーブを2トライしたせいで,1週間,右手中指が痺れっぱなしでした。
5.12Bのルート。 |
クイックドローの回収は,トップロープでの登り返しでないとできません。
日本の岩場のように残置カラビナが一切なく,被ったルートでのクイックドローの回収は大変です。
5.12B。ガイドの「ジョシュアさん」のムーブ。 |
ガイドの「ジョシュアさん」が回収してくれました。
「Vina Kulafu」5.11A。ムーブが多彩で面白い。 |
続いて,フィリピンで最も有名なルート,「Vina Kulafu」5.11Aへ。
5.9のルート。ヌンチャクの回収をしてくれました。 |
5.9を登るガイドの「ジョシュアさん」。裸足で十分だそうです。
厳しいボルダームーブからスタート。 |
最後は「Black Foot」5.12Aへ。下部が超絶悪い!
上部ホールドを取ったあとがポイント。 |
上部のハングも超絶悪い!
両足が切れてからも難しい。 |
キャンパスボードみたいな課題で,体感5.12Dではないかな?
フィリピンセブ島の「カンタバコの岩場」は,とても辛い岩場です。
今回は「White Flower」5.13A/B を登りかったのですが,帰る時間が近づいてきました。
左下コルネのラインが「White Flower」。 |
「White Flower」から上部ハングに繋げると,「ジョシュアさん」プロジェクトの5.14Aだそうです。
時間が来たので今年の登り初めは,トータル11本。異国の地ながら良い練習が出来ました。
次回は,セブ島でのボルダリングジム編へ続く・・・
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