2015年3月19日木曜日

スポルティバ「ジーニアス」インプレ

2015年3月16日(月)

スポルティバのクライミングシューズ,ジーニアスが届きました。

P3+No Edge

海外から取り寄せをして,2万円弱かかりました。日本での発売予定は今年の5月以降だそうです。

ダウントゥはソリューションの良さを取り入れ,No Edgeシステムのため親指の感覚はフューチュラです。トゥフック・ヒールフックに施されたラバーソールは異次元の性能です。シューレースにより一体感はさらに増しました。

ソリューションは38 1/2 ですが,ジーニアスは39にしました。結構柔らかいシューズで,38でもよかったかもしれません。

ジムで履くと注目の的に・・・。

ソールは,Vivram XS Grip2 3,5mmを採用。パイソンの足裏感覚には敵いませんが,ソリューションよりはいいです。No edgeのためか,細かいホールドに親指で立っている感覚がとても伝わります。薄かぶりから傾斜のきつい壁専用シューズになりそうです。

とはいうものの,垂壁でのクライミングは,ブースティックとミウラーの2刀流。これは不動です。

2015年3月16日月曜日

錫杖岳 北尾根第3岩稜~本峰 冬期初登 2日目

2015年3月15日(日)

4時起床。朝食はラーメン。めっちゃうまい!


6時出発。朝はのんびりしました。

狭いシングルウォールテント。寒かった。

天気はなんと快晴!無風。そして暖かい。雲一つありません。天気予報が外れ,W氏の予想通りに。

槍ヶ岳と穂高岳の稜線が美しい。

今日も雪稜ラッセル。睡眠もとれ,ラッセルにも慣れてきたので,楽しくなってきました。


ひたすらラッセル。


途中2尾根?が見えてきました。W氏はこれをやりたいとずっと言っていました。

どう見てもやばい。
10時。山頂到着。

最高の登山日和。

W氏は大木場の辻まで行きたいと言いますが,あまりに遠いので今回はやめました。

大木場の辻左後ろに御岳が。煙を噴いています。

10時30分。北尾根のコルから下降開始。W氏は登りも下りも,やまおとこの2倍のスピードです。ついていけない・・・。

雪崩を警戒して離れて歩く。

前衛フェース。右側奥のグラスホッパー周辺で,登っているクライマーがいました。このあたりは日当たりが悪く,3月が一番いいそうです。

1ルンゼは繋がっているが不可能。氷がグザグザ。

気温がとても高く,あちこちにデブリが。デブリの写真を撮って通過した1分後,かなりでかい雪崩が同じ場所で起こりました。

この1分後,巨大雪崩発生。

間一髪でした。W氏とかなり離れて歩いているので,埋まったらおしまいでした。沢筋では警戒していましたが,樹林帯でこんなにでかいのがくるとは,完全に油断していました。

12時下山。稜線から1時間半で駐車場へ。W氏のペースについて行くので必死でした。これでも彼はゆっくり歩いているようでした。

ラッセル有り,未登ルートでのクライミング有り,雪稜有り,登頂有り。過去最高の登山ができました。何よりW氏のモチベーションの高さにいい刺激を貰いました。

<今回W氏から学んだこと>

・例えば冬期左方カンテを登る場合,アプローチでラッセル有りと無しではグレードが違う。トレースを追った登山はエイドクライミングと同じとのこと。自分で道を切り開いて登るのが登山の本質。

・もも~腰ラッセルの時は,スラブのマントル返しと同じ要領でやる。わざわざ切り崩していては時間がかかりすぎる。ストックを使わず手でやるべき。ステミングもラッセルのムーブ。キックステップはもちろんのこと,膝の角度,両足の距離,重心移動など繊細さが求められます。ラッセルもクライミングと同じ。ムーブがたくさんある。Mグレードと同じでRグレードをつけて楽しむのも一興。

・ワカン,テントマット,スコップすべてにいたるまで,しっかりとしたセルフビレイを取る。外付けのサーマレストマットは,壊れないよう袋に入れていました。これが壊れたら,そこで敗退なので,とのこと。

・Wアックス+1スコップというクライミングもあり。カッコイイ登攀なんてそうそう無い。空荷ではムーブが楽しめるのは当たり前。ザックを背負ってのクライミングができてこそ山屋といえる。

帰り道に「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」のうぐいすの湯へ。500円ですばらしい施設でした。浴衣着用の混浴風呂でした。

錫杖岳 北尾根第3岩稜~本峰 冬期初登 1日目

2015年3月15日(日)

富山のWさんとやまおとこで,錫杖岳へ行ってきました。

兵庫県を19時出発。24時ひるがの高原SA着。3時間寝るつもりが,金属チェーンをつけた大型除雪車が2台動き回り,大騒音で寝られず・・・。1時間の仮眠でSAを出発しました。

高山の「すきや」で牛丼を注文し,道の駅「かみたから」で食事。1時間仮眠して待ち合わせの5時となりました。

荷物の分担をするとき,W氏は来週の剱のトレーニングがしたいので,荷物を重くしたいとのこと。共同装備については,彼が食事,登攀具一式(キャメロット,トライカム,ナッツ,ハーケン),ロープを持つことに。自分はテント,ガスだけでした。ビーコンチェックをしていざ出発!

5時50分出発。

登山道入口から50mほどはトレースがありましたが,そこからあとはトレース無し。W氏はトレースがないことが分かると大喜び。

6時。ワカン装着

7時。渡渉地点へ。ザックを先に投げました。ワカンを履いてのジャンプ,危うく落ちるところでした。

もも~腰ラッセル。

8時,前衛フェースが見えてきました。W氏のラッセルの早さに驚愕。黒部横断している若者はすごい!

W氏曰く,ラッセルにもグレードがあるらしい。Rグレードと名付けていて,今回は「R3」くらいなので普通ですとのこと。ちなみに,最高グレードのR8は,時速100mのラッセルだそうです(笑)

右手に前衛フェース。

前衛フェースを素通りして,右上しました。前衛フェースを通り越してからがとにかく長い!



11時。ようやく北尾根第3岩稜取り付きに到着しました。空荷でトレースをつくって,進みます。この時点で,ラッセルに慣れていないやまおとこは燃え尽きました・・・。

二人で相談してラインを決めました。未登らしい。

1P目。Ⅳ級。やまおとこリード。じゃんけんに勝ちました。15キロのザックを背負ってのクライミング。

この岩場は見た目以上に悪い!逆層で,節理が発達しておらず,クラックが全く見当たりません。草付きは解凍され,氷はグザグザ。

この下のプロテクションは10mほど下でした。

約10mのランナウト。必死で雪を掘り起こすもクラックは見つかりませんでした。下りることも出来なくなり,覚悟を決めました。 そして核心の5mトラバースへ。

1P目核心。立木へのトラバース

10mのランナウトでトラバース。15キロのザックを持ってグラウンドフォールすれば,位置エネルギーもかなりのものです。落ちたら死ぬだろうな,と何度も思いました。ラッセルでパンプした足が震え出します。意を決してトラバース開始。

トラバース成功!!何とか生還しました。立木でビレイポイントを作成し1P目終了。

2P目。W氏リード。Ⅱ級。

2P目

3P目。Ⅴ級。W氏リード。この時点でやまおとこは,疲労困憊。W氏がリードしたいと強く言うので,お任せすることにしました。

このピッチはかなり難しい。どパンプしました。
4P目。グレード不明。W氏リード。60mいっぱい伸ばします。ラスト20mは傾斜50度くらいの柔らかい雪壁。柔らかい雪は,ステミングがいいとのこと。

体力無限大のW氏。気力もすごい。

最後はロープがいっぱいになり,コンテで登りました。

W氏はバケツを掘って,ボディビレイをしていました。やまおとこの為に,渾身の力で引っ張り上げてくれます。

ステミングで登ったとのこと。
16時。ようやく尾根上に出ました。

尾根を出てからもしばらくはビレイして,進みました。


16時30分。ビバーク準備開始。やまおとこがテントを張っている間,W氏は明日のためにトレースを作りに行ってしまいました。

ようやく食事にありつけました。W氏の料理はうまい!


2015年3月9日月曜日

不動岩 正面壁(3)

2015年3月8日(日)

丹波,西脇のY氏,Mu氏,阪神からはO氏とやまおとこで,不動岩「正面壁」に行ってきました。

天気予報によると今日の天気は晴れ。気温は14度あたりまで上がるとありましたが,6度くらいまでしか上がらず,日の陰っている時間帯が殆どでした。

10時前に正面壁到着。Y氏はアップでミート&ポテトへ。

さくさく登っていました。

やまおとこは「タイコ」を3トライ。RPできました。通算10トライ近くかかりました。前日の大雨で,ホールドが湿っていました。

上部の両手ピンチが悪すぎて,いつも同じところで落ちていました。核心が3カ所あって,5.12aでもいいような課題だと思いました。

O氏もタイコへ。タイコホールドまで到達できました。

Y氏は3便「小熊物語」を出しました。残念ながらRPならず。終了点直下で落とされてしまいます。

スラブが苦手だとのこと。

やまおとこも初チャレンジ。スラブは嫌いではないので,下部はすんなり抜けられました。

限定があってやや不快な課題・・・
ハングからのホールドが分からず3テン入りました。終了点で落とす課題,面白かったです。タイコよりは簡単かな。

O氏も挑戦。スラブを登ったところで終了。

スラブ女子。

Mu氏はミート&ポテトに的を絞ります。リーチ一発でガバホールドに届かないので,とても苦労していました。

3便ほどトライ。次回に持ち越し。

核心のハング越えで,ハイステップからガバを取りに行くムーブが悪そうでした。 このムーブだと,10cくらいにはなりそうです。

大盛況だった不動岩。とても楽しかったです。やや早めの17時に下山しました。

<今日登ったルート>

5.10a ミート&ポテト
5.11c タイコ 3トライ
5.10a なめくじ(NP,残置ナッツの回収)
5.11d 小熊物語
5.10b   イエスタデイ
5.10c リトルボーイ


2015年3月7日土曜日

雨の日は歩荷練習 in 比良山

2015年3月7日(土)

滋賀県と京都府の県境にある,比良山系武奈ヶ岳で歩荷練習をしました。荷物は25キロにしました。

午前6時30分,イン谷口を出発。雨の中での登山でした。

駐車場は貸し切り。雨の日の酔狂登山。

午前9時50分。八雲ヶ原に到着。今回は練習登山なので,トレースを出来るだけ踏まないようにしました。

いつかここでテント泊がしたい。

山頂に向け足を進めます。

自分がつけたトレースを振り返る。

午前11時30分。比良山系最高峰「武奈ヶ岳」に到着。

日帰り登山とは思えない装備。
今回の装備

ロープ2本,キャメロット1set,ナッツ1set,ハーケン各種,シットハーネス,チェストハーネス,その他登攀具一式,テント,冬季用シュラフ,マット,バーナー,ガス,二日分の食料,ビーコン,ショベル,プローブ,アイゼン,サングラス,ワカン,アックス2本,ダウン,救急グッズ,テルモス,行動食などなど・・・

午後2時。下山しました。あー,重かった。ここ2週間,トレーニングのメニューにランニングと下半身の強化を追加しておいてよかった。

いよいよ来週が本番。まだまだ体力不足。今回の重量で腰以上のラッセルが入ったら,気を失うと思います。もっと鍛えねば・・・

2015年3月2日月曜日

不動岩 正面壁(2)

2015年3月2日(月)

今日は仕事の代休日とのことで,不動岩「正面壁」に行ってきました。パートナーはガイドのYさん。他に登っているのは1パーティー2人だけでした。


10時30分に到着。気温は4度でした。時折,雨がぱらぱら降ってきました。

パートナーはジュピター5.7でアップ。思いの外,悪いようです。


その後,ミート&ポテトに3トライ。RPおめでとうございます!


やまおとこは,以下のルートをトライ。

5.10b イエスタデイ
5.10c リトルボーイ 
5.10a ミート&ポテト
5.10a なめくじ(NP)
5.11c タイコ  2トライ

今日はパートナーの帰宅時間が4時過ぎだったため,3時30分に不動岩を出発しました。

ドライツーリングのできるジム

2015年3月1日(日)

今日は全国的に雨との予報で,グラビティリサーチ難波へ行ってきました。

グラヴィティリサーチ難波店には,日本では珍しいドライツーリングの課題が4ルートあります。初心者用からプロのデモで使われたルート5.10bまでです。

木製のアックス。先端がゴムの輪っかになっています。

やや薄かぶりのルートでアップ。クライマー,ビレイヤーともにヘルメット着用が義務化されています。

ホールドの間隔がドライ仕様で遠い。
次に,垂壁へ。もっとも簡単でした。

リードもできます。

次に5.10bの課題へ。この課題は傾斜があり,楽しくて2トライしました。

ドライツーリングの疲れ方は,若干フリーとは違います。アックスの両手持ちや,持ち替え,レストの仕方など再確認しました。お決まりのフィギュア4をやってみました。

ハングの手前でフィギュア4ができます。

興味のある方は3月中にグラヴィティリサーチ難波へ行ってみてください。ドライツーリングのイベントは3月いっぱいだそうです。

あとは,フリーに専念します。まずは5.11bのルーフ。OSに失敗し,2トライしました。

ルーフでホールドを間違えると,軌道修正が難しい。

ルーフをやるとタイを思い出します。タイの12aより遙かに簡単。

ダイナミックなムーブが楽しい。

パートナーは5.10cの課題をチャレンジ。2回目でRP!初5.10c,おめでとう!!

フラッキング連発の課題。

あとは,5.11cを2本,5.12aを1本を登って帰りました。宿題も残りました。

ジム帰りにスターバックスへ。桜をテーマにしたケーキと,ドリンクがとても美味しかったです。

味は普通でした・・・

少し甘いけど,美味しい。

期間限定に弱いなあ・・・