クライミングを初めて3年8か月,プラトーに悩まされています。山と渓谷社から発売されている著書「フリークライミング」を棚から取り出してみました。
後半ページにトレーニングについて書かれているので,今回はそれをまとめてみたいと思います。
まず,落ちる原因を①スキル,②フィジカル,③ブレイン(戦略・精神力)に分割しています。①~③それぞれにおいて自分の長所・短所を認識し,短所の改善方法を実施すればよいということです。今回は①,②についてまとめます。
まず,①スキルについて。
スキルの習得率が高いのは外よりインドアクライミング。精神的に安全なほうが良いというのは自明ですね。①スキル習得に向けて,大まかに以下の5点が挙げられています。
(1) ボルダリング ムーブ習得にもっともよい方法
(2) 猫足 忍者のようにそっと足を置く
(3) 脱力 80の力で持てるホールドは81の力でよい。うまいクライマーはこれが上手!
(4) スピード 素早く登ることで保持に必要なエネルギーを節約できる
(5) 姿勢 本には載っていないが,うまいクライマーから聞いた話。出来るだけ無理な姿勢をしない。基本は三角形ムーブとダイアゴナル。
(1)ボルダリングが最も効率よく練習出来るジムは,阪神間だとロッケストラ甲子園。傾斜のバリエーションが多彩で,安全マットも分厚く精神的にも安心して取り組めます。
次に②フィジカルについて。
(1) 荷重トレーニング ウェイトを装着してのクライミング。神経系に刺激が与えられる。
(2) システムトレーニング システムボードでひたすら左右対称にトレーニングを行う。
(3) アイソメトリックトレーニング フィンガーボードでぶら下がる。筋動員率を高める狙いがある。
(4) フィンガーロール バーベルを使ったトレーニング。前腕の筋繊維を肥大させるトレーニング。
(5) プライオメトリクス キャンパスボード。神経系のトレーニング。
(6) スタミナを鍛えるトレーニング インターバルトレーニングなど。
(7) 引き付ける力を鍛える チンニング&ロックオフなど。
以上,引用でした。自分に特に足りないものは②フィジカルだと自覚してるので,(3) アイソメトリクストレーニング~(7)引き付ける力 までのトレーニングを取り入れていきたいと思います。
その前にダイエットしないとなあ…
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